
英AUTOCARのネット記事を見ていたら、LOTUSで開発中だと言われるSUVの記事がありました。
コードネーム「ラムダ」と呼ばれるそのSUVは、当初はハイブリッドと考えられていましたが、どうやらピュアEVとして登場するようです。
LOTUSがSUVを開発するという噂が出始めた頃から、その車は 同じ吉利(ジーリー)傘下であるボルボのSUVをベースにすると言われていました。
また、自前でエンジン開発を行っていないLOTUSなので、パワートレインもボルボと共通の物と考えるのも当然の成り行き。
ボルボには、ポールスターブランドで ハイパフォーマンスなハイブリッドユニットを搭載した車があり、LOTUSにはこのハイブリッドユニットが提供されるものと思われていたのです。
しかし、どうやらピュアEVに方針転換された模様。
これは、親会社である吉利の意向であるのはもちろん、中国で拡大するEV市場であったり、EVハイパーカー EVIJAのイメージ利用という事も考慮されたのでしょう。
吉利は、「LOTUSを世界をリードする高級車ブランドに育てる」事を考えており、今後数年間で販売台数を年間1500台から約5000台に引き上げるつもりの様です。
上記のSUVはその為のものでしょうし、LOTUSはその他にも V6ハイブリッドユニットを搭載したスポーツカー「エスプリ」を来年 登場させる予定だという……(え? 来年?)
高級車ブランドに変貌するというLOTUS。
当然、価格もアップするでしょうし、重くもなるんだろうなー。
以前、ロータス ディーラーの担当セールスが言っていた『
大排気量の車へのシフト』が現実のものとなろうとしている……
それってロータスらしさを失うことになる気がするんだが……
まあ、上記のSUVは、直接のライバルになるであろう テスラモデルX(P100D)の重量が2500kgオーバーなのに対し、LOTSUのSUVは 2t を目標にしているらしいので、他メーカーよりは軽量なのかもしれないけど、2t のLOTUSって……
まぁ、以前 同じ AUTOCAR の記事で、
ロータス・エランが復活か?なんて記事もあったので、LOTUSらしい軽量モデルが残るかもしれませんが。
Posted at 2020/11/11 01:00:58 | |
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Lotus | 日記