
日本自動車販売協会連合会が発表した 2020年11月の車名別新車販売ランキング。
1位は今月もヤリス(ヤリスクロスを含む)。
ヤリスの販売台数は1万9921台、軽自動車1位の「N-BOX」が1万5685台で、軽自動車を含めたランキングでもNo.1となるのが当たり前となってきました。
そして、相変わらずトヨタ車がランキング上位を独占しています。
1位:トヨタ・ヤリス 19,921台
2位:トヨタ・ライズ 10,627台
3位:トヨタ・アルファード 10,109台
4位:トヨタ・ハリアー 9,897台
5位:トヨタ・カローラ 9,653台
6位:トヨタ・ルーミー 9,112台
7位:トヨタ・シエンタ 7,187台
7位:ホンダ・フィット 7,161台
8位:ホンダ・フリード 6,864台
10位:トヨタ・ヴォクシー 6,860台
先月もTop10中トヨタ車が8台を占めていましたが、先月は6位までがトヨタ車でした。
今月は7位までトヨタ車、さらにトヨタの寡占が進みました。
さらにランキングを見ていてトヨタの強さを感じるのは、アルファードやハリアーといった、高価格帯の車が売れている事です。
他社が薄利多売な軽自動車でしか台数が稼げない中、高価格で利益率の高い車が軽自動車並みに売れているのですから……。
ちなみに、軽自動車のランキングはこちら。
1位 ホンダ・N-BOX 15,685台
2位 スズキ・スペーシア 12,027台
3位 ダイハツ・タント 10,599台
4位 ダイハツ・ムーヴ 9,980台
5位 日産・ルークス 9,019台
6位 スズキ・ハスラー 6,579台
7位 ダイハツ・タフト 6,503台
8位 ダイハツ・ミラ 6,068台
9位 スズキ・アルト 5,654台
10位 日産・デイズ 5,427台
このトヨタ支配は、恐らく12月も続く筈で、2020年はトヨタに支配された1年となるでしょう。
但し、来年のランキングは、このトヨタ支配に風穴が開く筈です。
それは、11月は 3,461台で18位だった日産ノートの新型が、12月23日から発売されるからです。
既に、動画サイトでも新型ノートの試乗動画が多数公開されていて、その全てで絶賛されています。(もっとも、まだナンバー取得にも至っていないようで、試乗は追浜工場内のテストコース:グランドライブに限られていますが……)
ふーん、ワンペダルドライブは、今回から非採用なのか……
絶賛し過ぎで、ちょっと気味が悪いくらいですが……
日産が久々に採用した新プラットフォーム(もっとも、ルノーとの共同開発ですが)による効果は絶大のようですね。
それだけに、何で発売が12月23日なのよ! と思わなくは無いのですが……
個人的には、少し前に導入されたキックスが心配です。
キックスは、e-Powerのユニットこそ新型ノートと共通ですが、プラットフォームは旧世代のもの。
新型ノート登場とともに陳腐化が目立つ事となり、競争力を失ってしまいます。
やはり、新型ノートと同じ新プラットフォームを採用しているジュークを出すべきだったんじゃないかなー。
やべ、最後は また日産批判になっちゃった。(汗)
Posted at 2020/12/05 20:47:55 | |
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