
2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーが発表され、イヤーカーにはスバルの新型レヴォーグが選ばれました。
SUBARUのCOTY獲得は、2016-2017のイヤーカーに選ばれたインプレッサ以来で4年ぶり3回目。
SUBARUは、他メーカーに比べてラインナップ数が少ないですから、COTY獲得できる確率も小さいので、前回から4年後に獲得できるなんて、これは快挙ですよ!
でも……よく獲得できたなー。
今回はトヨタ・ヤリス、ホンダ・フィットのベストセラー・コンパクトカーの2トップが揃っていました。
ヤリスなんて、同一車名って事で一括りにされていますが、コンパクトカーのヤリスに、SUVのヤリスクロス、そして もはやスポーツカーと言って差し支えなさそうな GRヤリスまで含まれています。
SGPを採用したレヴォーグは良い車だと思うし、新しくなったアイサイトXも素晴らしいと思いますが、ヤリスだってTNGAプラットフォームを採用していて評価が高いし、何よりバカ売れしています。
あとは、選考方法というか、主催団体の「日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会」の問題だと思うのですが、各メーカーから1台しか10ベストカーに選ばれません。
トヨタは、ヤリス以外にも、ハリアーやライズといった大ヒット車もノミネートされていましたが、上記の選考方法によりヤリス1本に
“全集中” する訳ですよ。
さすがに今回はヤリス軍団に敵わないだろうと思っていたのですが……
選考結果は、意外と圧勝でした。
1位 スバル レヴォーグ 437点
2位 ホンダ フィット 320点
3位 トヨタ ヤリス 300点
4位 プジョー 208 141点
5位 ランドローバー ディフェンダー 105点
6位 アウディ e-tron Sportback 65点
7位 マツダ MX-30 63点
8位 アルピナ B3 25点
9位 BMW 2シリーズグランクーペ 24点
10位 ニッサン キックス 20点
ヤリスがフィットにも後れを取ったのは、正直 意外でしたねー。
あと、キックスが 20点っていうのも情けない。
っていうか、キックスが 20点で プジョー208が 141点っていうのはおかしい!
いくら車の出来に差が有ろうとも、プジョー208って日本で何台売れてるんですか?
あくまで「日本カー・オブ・ザ・イヤー」なのだから、その年の日本を代表する車を選ぶべき。
“日本で販売されている” だけではなく、日本の多くのユーザーに認められた車であるべきです。
売れてなくてもいいなら、フェラーリやポルシェも選べよ!(っていうか、ポルシェならプジョーの販売台数と大して変わらん気がする)
来年は、大乗フェラーリ教開祖の清水草一氏を選考委員にして、フェラーリに10点付けさせよう!
話が逸れてしまいましたが(笑)、イヤーカーはレヴォーグです。
その授賞理由は……
「スバルグローバルプラットフォーム」とフルインナーフレーム構造の組み合わせで類い希な操縦性と快適性を高次元で両立。日常域での扱いやすさを重視した新開発1.8L直噴ターボエンジンはリーン燃焼という新しい技術トライとユーザー目線の開発姿勢で支持を集めた。インテリアも大型センターインフォメーションディスプレイや、フル液晶メーターで構成された先進的なデジタルコクピットを採用するなど大きく進化し、2020年代のベンチマークにふさわしい仕上がり。3D高精度地図データと、GPSや準天頂衛星「みちびき」などの情報を活用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を設定しながら、装着車で317万円(税抜)スタートというコストパフォーマンスの高さも評価した。
「スバルグローバルプラットフォーム」は4年前のインプレッサにも採用されてます。
新開発1.8L直噴ターボエンジンも、SUBARUの新世代エンジンではありますが、他社の新世代エンジン軍と比べて特別優れているわけでもない。
となると、やっぱり アイサイトX の評価ですかねー。
まあ、理由はともかく、授賞できた事は素直にうれしいです。(←あれっ、俺って関係者だったっけ?)
願わくは、授賞したけど売れなかったって事にならないで欲しいです。
【おまけ】COTYを受賞したけど売れなかった車たち

Posted at 2020/12/08 22:30:45 | |
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