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タケラッタのブログ一覧

2020年12月11日 イイね!

トヨタのEV、将来のEV

トヨタのEV、将来のEVここ数日、長文ブログが続いています。


昨日もEVについて長々と書いてしまいましたが……実は、昨日のブログは、本来は今日のネタの導入部のつもりで書き始めたものでした。


ただ、書いていくうちに「長過ぎる!」と思って、本文を翌日に回す事にした訳です。(汗)


で、本来書きたかった内容はというと……


トヨタ、中型SUVの新型EVを初公開へ


というものでした。


トヨタ自動車は12月7日(現地時間)、欧州市場に投入するトヨタブランドの新型EVを初公開すると発表した。

公開されるのは、トヨタがバッテリーEVで展開する新プラットフォーム「e-TNGA」を採用した中型SUVで、詳細は今後数か月で発表予定としている。

すでに、e-TNGAを採用する最初のモデルは開発と生産の準備が整っているとし、製造は日本のトヨタZEV工場で行なわれるとしている。


ふぅーん、トヨタも遂にEVに本腰を入れるか……。

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でも、これって 去年 SUBARUと共同開発することで合意した 中・大型乗用車向けの「EV専用プラットフォーム」と、Cセグメントクラスの「SUVモデルのEV」だよね?


っていうか、トヨタもEVはSUVで出すんだね。


そういえば、中国市場でも既存モデルをEV化した車、「C-HR」のEVモデルや、レクサスのEV「UX 300e」を販売してたっけ。

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中国でもSUVなんだ……


でも、去年の東京モーターショーでは、「超小型EV」を発売するって言ってた筈だが。

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昨日も書きましたが、現状ではEVのデメリットを考えると、シティコミューターの方がいいと思うのですがねー。(まあ、欧州市場で売るからには、欧州メーカーと同じ事情があるのでしょう)







ただ、昨日のブログにも書いた通り、EVの普及を妨げているデメリットは多岐に渡ります。

・高価格
・重量増
・航続距離
・充電時間
・充電施設
・バッテリーの性能劣化

昨日は、「高価格」になってでもバッテリーを大量に積み、「重量増」に目を瞑って「航続距離」を延ばす事で、実用性を犠牲にしない車にしている(特に欧州車)と書きました。


まあ、欧州では長距離走れる事がマストですからね。


でも、各国政府が目指す、EVがガソリンエンジン車に取って代わる世の中になるには「充電時間」と「充電施設」が大問題になるでしょう。


ガソリンの給油なら数分で終わりますが、充電となれば例え急速充電でも数十分掛かります。


まだまだ少ない充電インフラを加速度的に増やしていかねばなりませんが、現在のガソリンスタンドの10倍の充電施設など設置可能なのでしょうか?


いらぬお世話かもしれませんが、数十分も設備を占有されていたら、イライラが溜まってケンカを吹っ掛ける輩が増えそうです。(現在の『あおり運転』の様に問題化しそう)








「バッテリーの性能劣化」も頭の痛い問題です。


EVユーザーでなくとも、スマホのバッテリーの“持ち”が段々悪くなっていく事を経験していると思います。


スマホと同じリチウム電池を使用するEVも同様ですから、わざわざバッテリーの劣化した中古のEVを買おうって人は少ないです。


実際、初代リーフの中古車価格は暴落しており、そこそこの程度の車が30~40万円で買えてしまいます。



まあ、これには 進歩の著しいEV故、数年で陳腐化してしまうという理由もあるでしょう。


つまり、実用性を犠牲にしない為にバッテリーを大量に積んで「高価格」になった車も、手放す時点では二束三文になっている可能性がある訳ですよ。


劣化したバッテリーを交換するという方法もありますが、リーフのバッテリーでも60~80万円掛かるらしい。(30万円の車に60万円を掛けるかって話になりますよね)




話は少し逸れますが、大型トラックの電動化は乗用車以上にハードルが高いです。

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重い車体を動かすには大パワー(大トルク)が必要で、必要なバッテリー容量も乗用車の比ではありません。


車体の大きさによっては、バッテリーだけで数トンの重さになるという試算も……。(テスラの「セミ」は5トンのバッテリーを積んでいるらしい)


もう、荷物を運んでいるのか、バッテリーを運んでいるのか、どっちなのよっ!(汗)


そして、その数トンもあるバッテリーも数年で劣化し、交換しないといけないなんて……。








個人的には、EVが本当の意味で普及するには、更なる技術的ブレイクスルーが必要だと思います。


容易に充電が出来る手法としてワイヤレス充電を口にする人がいますが、私はそれでも足りないと思ってます。


重量が重いバッテリーを積む限り、制約を受け続けることになりますから。


これを解決する手段は、ズバリ、道路からの給電です。

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走っている道路から常に給電されれば、重いバッテリーなど積む必要は無くなりますからね。








将来的には、全ての自動車が電化され、自動運転で自ら運転する必要もなくなる……


でも、それって、自動車が電化しているのかな?


電車が線路を離れ、パーソナル化したとも言える気がする……。


え? 京急の車両を個人持ちしたい? 知らんがなっ!

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Posted at 2020/12/11 21:11:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記

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「F1ではフラストレーションが溜まる展開だったけど、WRC(ラリー・フィンランド)ではトヨタが表彰台独占!
って言うか5位までをトヨタが占め、チーム史上初の1-2-3-4-5フィニッシュを達成!!
素晴らしいっ!」
何シテル?   08/04 12:49
タケラッタです。 子供の頃からの夢、ポルシェを手にしただけでは飽き足らず、遂にロータスまで買ってしまいました。 実用性はないかもしれないけれど、運転する事自...
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