
本日、駐車場の施工業者と打ち合わせをしてきました。
朝イチで、業者の担当から「打ち合わせに伺いたい」という連絡をもらったのですが、一度、業者の展示場に行って、実際のガレージを見てみたかったので、こちらから行く事にしました。
現地に着くと、担当が外に出て待っていました。
「エンジン音で、来たのが分かりました」
えっ、GT2のエンジン音ってそんなに大きいの?(汗)
到着時、社長は出先から戻って来ているところだと言われ、暫く担当と雑談。
やがて、社長が帰って来たのですが、なかなか室内に入ってきません。
外の様子を伺うと、私のGT2をしげしげと眺めていました。(笑)
ガレージの建設を請け負う会社をやっているだけに、社長もかなりの車好きの様です。
GT2だけでなく、ロータスに乗っていると言った時の反応もかなりのものでした。(ロータスに反応するのは、余程の車好きじゃないと無いよなー)
ただ、もう一台ポルシェを乗っている、そして、それが空冷ポルシェだと言った時、さらに強い反応が返ってきました。
「いやー、僕も空冷ポルシェ欲しかったんですよ!」
本当に、車、好きなんですね。(笑)
「実は、買う一歩手前まで行ったんですけどね」
え? どういう事?
話を聞くと、親しくしていたお客さんの中に、新車で買った空冷ポルシェを大事に乗っていた方がいらしたそうで……。
社長に「乗ってごらんよ」と言って、何度も運転させてくれたそうです。
そんなお客さんも歳をとり、80歳を前に免許返納を考えるようになった時、社長に譲ってあげると言ってくれたそうです。
その時 提示された金額は相場よりだいぶ安かったとの事。
そのお客さんは、きっと そのポルシェを大事に乗ってくれる人に後を託したかったんでしょうね。
そうして、そのポルシェは社長のもとに嫁ぐ……筈だったのですが……
お客さんの息子が、ポルシェの相場に気付いてしまったそうで、「もっと高く売れる」と言い出して……
金額で揉めると色々と面倒なので、その話は断ったのだそうです。
同じポルシェ乗りとして、「愛車を大事にしてくれる人に譲りたい」、「値段じゃない」というお客さんの気持ちは良く分かります。
私も、駐車場問題で 一時期GT2を手放す事を考えましたが、「買取価格を如何に高くするか」を考えるより、「本当にGT2が欲しい人に託したい」などと考えてましたし。(全にゃ協メンバーに「買わない?」って声を掛けたけど、意外と本気でした)
まあ、この話は3年前の話らしいので、空冷ポルシェが高騰している時ですから、「もっと高く売れる」という息子さんの言い分も理解できますけど。
社長、
200万円は安過ぎると思うよ!(爆)
Posted at 2020/12/26 20:47:23 | |
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