昨日、“何シテル?”でも書きましたが、トヨタの「GR 86」世界初公開と、スバルの「BRZ」の日本仕様の公開がありました。
BRZは 2021年夏発売、GR 86は2021年秋ごろの発売との事。(何で同時じゃないんですかね?)
初代と同様、スバルとトヨタが共同開発したスポーツカーで、SUBARU製水平対向エンジンを搭載したFRスポーツカーというスタンスは、今回も変更はありません。
今や、スポーツカーは冬の時代と言ってよく、ホンダの軽スポーツカー S660も生産終了が発表されました。
3月12日に 2021年度内の生産終了を発表された S660は、僅か4週間で1年分のオーダーが入り、完売となりました。
まだまだ売れるのに、ホンダはS660の生産をやめてしまうんですね。
継続生産すらやめてしまうメーカーが有るのに、次期型を開発してくれるなんて、嬉しいじゃないですか!
まあ、新型の開発と言っても、プラットフォームは先代のキャリーオーバーでしょうけど……
しかし、逆に言うと、新しくなる度に大きく重くなっていく他の車と違い、大きさも重さも殆ど増えていません。
これは、スポーツカーとしては重要な事です。
新型は 全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm、WBが2575mm。
先代が 全長4240mm×全幅1775mm×全高1320mm、WBが2570mmですから、サイズ的にはほぼ変更なし。
車両重量も 6MTモデルで1270kg、先代がGTグレード(6MT)で1250kgですから重量増も誤差レベルの違いしかありません。
プラットフォームがキャリーオーバーと言っても、ボディスタイルだけを変更するスキンチェンジではありません。
今回の86/BRZに搭載されるエンジンは、2.0ℓのFA20から 2.4ℓに排気量アップしたFA24に変更されました。
先代が 207PS/7000rpm、21.6kgfm/6400-6800rpmだったのに対し、235PS/7000rpm、25.5kgfm/3700rpmと大幅に向上しています。
スペックを見ると、最大トルクの発生域が低くなっており、実用エンジンになっちゃったのかと思いましたが、メーターを見るとレッドゾーンが7500rpmと高回転まで回せるエンジンになっているようですね。
(個人的には、液晶デジタルメーターになってしまったのが残念ですが……)
まあ、FA20がボア×ストロークが 86.0×86.0mmのスクエアなエンジンから、FA24では 94.0×86.0mmと、ビッグボア&ショートストロークになっているので、排気量アップでトルクを稼いでいるものの、基本は回転でパワーを稼ぐエンジンなのかもしれません。(それでも、8000rpmまで回る EJ20ほどではありませんが)
数字だけで判断は出来ませんが、期待は出来る車だと思います。
そうそう、期待しているユーザー層が想像できませんが、一応ATモデルにはアイサイト(Ver.3)も装着される様ですよ。
今回は車両価格の発表がありませんでしたが、大幅値上げが無ければ売れるんじゃないですかねー。
発売開始されたら、久しぶりにSUBARUディーラーに行ってみようかな。(←トヨタディーラーは?)
Posted at 2021/04/06 23:47:23 | |
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