
昨日、ジュリアのボンネットの段差調整の為に、横浜・都筑のCARBOXへ行きましたが……
まぁ、ここまで来たのなら、ロータス横浜(デスティーノ)にも顔を出すべきでしょう。
と言う訳で、金曜日(10月29日)にエミーラの受注が始まったロータス横浜へ行ってきました。
やはり、受注が開始されてから初めての週末という事もあり、お客様も大勢集まっているのでしょうか、駐車スペースが満車で停めるところがありません。(汗)
そのうちの一台をスタッフさんがモータープールへ移動してくれて、何とか車を停めることが出来ました。
新しい担当は……接客中ですか。
という事で、私の相手は、某YouTuberをして
“絶対に買わせるマン”と言わしめる Kさんが応対してくれました。
Kさん、エミーラの評判はどうですか?
「お陰様で、エミーラの話(商談)も頂いています」
でも、見た感じ エミーラの商談をしているお客様はいない感じですが……。(新担当もエミーラ……っていうかロータス以外の車の商談の様ですし)
かく言う私も、エミーラの話を振っていますが、エミーラには全く興味は無いのですが……。(汗)
エミーラ、まだ実車を見た訳ではありませんが、きっと良い車になっているのでしょう。
ジェンソン・バトンも絶賛していました。
ただ、だからと言ってエミーラが売れるかというと、話はそう単純な物ではないと思います。
今回のエミーラと非常によく似た性格の車がエヴォーラでした。
エヴォーラ、乗ってみるととても良い車です。
最新の911(992)と比べても「むしろ、こっちの方がいいんじゃないか?」的な言い方をする専門家もいます。
カーグラTVでも松任谷さんが絶賛していましたっけ。
でも、実際にポルシェ911と比較してエヴォーラの方を購入する人がいるかというと……。
結局、顧客がロータスという車に何を求めているかなんですよね。
エヴォーラを求める顧客は、限られるロータス ユーザーの中でも一際少数派です。
さらに言うと、従来のロータス(エリーゼ、エキシージ、エヴォーラ)の生産終了が発表されてから価格が高騰し始めたのはエリーゼ(もしくはフェーズ2までのエキシージ)だけです。
まぁ、生産終了がアナウンスされてからエリーゼは短期間で在庫車が無くなってしまいましたが、エキシージは未だに在庫があります(つまり、新車が買える!)から高騰のしようが無いのですが……。
結局、多くの顧客がロータスに求めているのは、1トンを切る(と言うか900kgそこそこの)軽量な車なんですよね。
1100kgのエキシージですら重い。(汗)
速い車ならエキシージ以外でも、他メーカーから沢山出ています。
唯一無二の車だからこそ評価される、それこそがロータスなのです。
自分で言うのも何ですが、純粋なロータス乗りはエリーゼを選び、車変態がエキシージを選ぶってところかな。(爆)
では、エヴォーラを選んだ顧客はというと……ちょっと良く分かりません。(汗)
みんなと同じポルシェじゃイヤだという天邪鬼? もしくはロータス関係者?(ダイハツ社員が買うアルティス(カムリのOEM車)みたいなモノか?)
最新の992と比較されるように、ポルシェとタメを張れるような車なのでしょう。
しかし、どんなにポルシェに肉薄していようと、ポルシェのような車が欲しい人にとってはポルシェが一番であり、本物のポルシェには敵いませんから。
そう考えると、果たして今回のエミーラは売れるのか?
1353万円という価格は、911と比べて割安かもしれません。
しかし、ポルシェにはケイマンがあります。(むしろ直接的なライバルはこちらでしょう)
ケイマンだと、GT4ですら1310万円なのですから、エミーラを売るのはかなり難しいでしょう。
セールスポイントはどこ?
ロータス最後のピュアエンジン車? それとてエンジンはトヨタ製ですからね。
最後のトヨタエンジンに魅力を感じる人が飛び付くのでしょうか?
まぁ、無くなってしまうと、欲しがる人はいるかもしれません。
現に、ロータス・オーナーの中にも「ロータスは軽さが命! やっぱりローバーKシリーズでないと!」と言ってフェーズ1エリーゼに拘る人や、
「やっぱ、高回転NAエンジンだよね!」と言ってフェーズ2エリーゼ(2ZZエンジン搭載車)に拘る人がいますからね。(笑)
そんな訳で、昨日は
“絶対に買わせるマン”にロックオンされたタケラッタでした。(汗)

Posted at 2021/10/31 08:08:36 | |
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Lotus | 日記