
ロータス東京へ行った帰り、第三京浜で帰ろうと玉川ICへ向かいます。
玉川IC……すぐ近くにあのショップがあるじゃないか!
という事で、寄る事にしました。
ポルシェ専門店 プレステージ
My 964を購入した空冷ポルシェ専門店です。
厳密には水冷ポルシェも役物ならば扱う事もあり、事実、964を購入した時には ショールーム内に997GT2が展示されてましたが……
久々に訪れたプレステージさんでしたが、4年前に応対してくれたSさんは、既に退職なさっていました。
出来れば「4年前 964を買った、私ですよ~」って言いたかったんですが……。(何しろ、今日はエリーゼで来ちゃいましたからね💦)
今回応対してくれたKさんに、昨今の空冷ポルシェ事情を聞かせて頂きましたが、やはり大変みたいですねぇ。
高いし、タマが無い事も認識していましたが、プレステージさんレベルでも 売り物を確保し辛くなっているそうで、4,5年前なら常時30台くらいモータープールに在庫があったのに、今では一桁しか確保できないそうです。
アクセスしてくるお客様の中には、タマ数が少なくなっている事を認識していて『ティプトロでいいので…』と尋ねてくるそうなのですが、
「ティプトロだってなかなか手に入らないんですよ」との事。
となるとMT車は?
「まず手に入りませんね」
ですよね~。
今や、空冷ポルシェのMTとなれば4桁万円、中には ほぼ二千万円なんて個体も……
普通なら、価値が上がると「おっ、今が売り時か?」と考えるところですが、空冷ポルシェとなるとそうはなりません。
手放したら 再度購入なんか出来ませんから、手放すオーナーがいないのです。
「お客様の中にも、手放した事を後悔なさっている方が多いです」
やっぱり……
ただ、空冷ポルシェはかなり昔の車ですから、お亡くなりになるオーナーもいらっしゃいます。
車の価値が分からない遺族から、空冷ポルシェの査定依頼が来ることもあるそうです。
「どうやら、お父さんが乗っていた『旧いポルシェ』は、今、価値が上がっているらしい」
と、プレステージさんのうわさを聞きつけて、査定依頼に来るそうなのですが……
「本当に貴重な車なので、値を付けるのが大変です」
だそうです。
いやぁ、本当に空冷ポルシェって貴重な車になったんですね。
もはや文化遺産と言ってもいいくらいです。
My 964も大事にしないといけませんね。(とは言え、車は乗ってナンボなので 乗り倒しますが……)
今日はエリーゼで来ましたが、今度は964で里帰りしますね。
「はい、是非!」
いや、964でプレステージに来ても、964は売らないからねっ!
Posted at 2022/04/09 07:50:37 | |
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