
最近、ブログの更新が平日、それも朝方というパターンになってます。
まぁ、それだけ新しい職場に通う通勤電車での時間が長くて暇だという事なんですが……
さて、本題です。
昨日のブログでアルファロメオ 4Cの開発の経緯を書きました。
フィアットグループの中で中途半端なポジションだったアルファロメオも、8C、そして 4Cといったイメージリーダーカーを作ったりして、見事に(?)復活する事が出来ました。
マセラティなんかも、一時期は危なかったものの、現在は確固たるブランド価値を築いています。
一方で、現在は消滅、もしくは 全く目立たない存在となってしまっているイタリアのブランドも多いんですよね。
その筆頭がランチアです。
ランチアと言えば、スーパーカー世代にはランチア・ストラトス、
そこまでオジサンでなくても(笑)、ランチア デルタHFなど、車好きには馴染みのブランドだと思います。
そんなランチアも、最近聞かなくなりました。
現在のランチアって、どんな状況なんでしょうか?
そもそも、ランチアってどんなメーカーなんでしょうか?
私が思うに、ランチアってちょっと変態チックな車を作るメーカーなんですよね。
かつては狭角V4なんて変態エンジンを作ってたし(フルヴィア)、同時期に水平対向4気筒エンジン搭載車まで作ってました(フラヴィア)
自分たちは変態とは思ってないんでしょうがね。
でも、このデザインは万人受けはせんだろっ!

ランチア・イプシロン
イプシロンは、その後も中々に個性的なスタイリングを纏って登場しますが、少なくても日本ではあまり見かけない車でした。
そんなイプシロンですが、上記の三代目は日本ではクライスラー・イプシロンとして販売されています。
現在、ランチアは日本での扱い車種は無く、そればかりか、イタリア本国で上記のイプシロンをランチアブランドとして販売しているのみの様です。
ランチアって、一般の人が思っているより、名門メーカーなのに…
もう一つ復活して欲しいブランドがあります。
それはアウトビアンキです。

アウトビアンキ A112 アバルト
わたしは、この車でアバルトの名を知りました。
まぁ、アウトビアンキは ランチアの様な名門メーカーではありません。
もともとはビアンキという自転車メーカーで、フィアットが出資した事によりアウトビアンキになりました。
アウトビアンキは、フィアットの主力車種に採用し辛い新技術等を試す実験車的な位置付けだっのかもしれません。(世界初のジアコーサ式FF車はアウトビアンキ・プリムラです)
前述のA112 アバルトも、フィアットグループのFFホットハッチの始祖とも言える車ですよね。
フィアット500を復活させたように、A112 アバルトも現代風にして復活して欲しいなぁ。
上記の2ブランドはいずれもフィアットグループに属しています。
フィアットって、国内ブランドの殆ど(フィアット、アバルト、アルファロメオ、マセラティ、フェラーリ…)を持ってるけど、あまりに多くて生かしきれずに埋もれさせちゃってる気がします。
もったいないなぁ。
まぁ、イタリアには、フィアットグループでなくても埋もれちゃたブランドがあるけどね。(笑)

Posted at 2022/06/14 10:22:01 | |
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