
飲料メーカーのレッドブル創設者であり、F1チーム レッドブル/アルファタウリのオーナーである ディートリッヒ・マテシッツが亡くなりました。(享年78歳)
マテシッツは、1984年にエナジードリンク会社であるレッドブルを設立。
F1への関わりは、1995年にザウバーのスポンサーとなった事から始まりました。
当時のザウバーは、メルセデスのF1復帰の足掛かりとして 1993年にF1参戦したものの、当のメルセデスが僅か2年でパートナーをマクラーレンに変更。
レッドブル(=マテシッツ)が居なければ、ホンダ第二期のスピリットの様に、チームが消滅していたかもしれませんね。
ちなみに、ザウバーとの関係は 単なるスポンサーではなく、資本参加もしており、最終的には60%まで株式保有もしていました。
2004年11月、フォードからジャガー・レーシングを買収し、レッドブル・レーシングを設立、2005年からは自前のチームでF1参戦しました。
2006年にはミナルディも買収、スクーデリア・トロ・ロッソ(現在のアルファタウリ)となり、F1チームを2つ持つオーナーとなっていました。
また、2004年には A1リンクも購入、レッドブル・リンクと改名され 2014年からオーストリアGPの舞台となっています。
レッドブル・レーシング、並びに スクーデリア・トロ・ロッソ の件は
こちら のブログを参照。(笑)
マテシッツのチームからは、2人のF1ワールドチャンピオンが生まれました。
今や レッドブルは F1界には無くてはならない存在になっています。
それだけに、業界人からはマテシッツの死を悼む声が数多くあがっています。
しかし、マテシッツの影響力はF1に留まりません。
様々なエクストリームスポーツや eスポーツを支援、今やオリンピックなどは レッドブルが支援して人気競技になったスポーツを後追いしている感すらあります。
モータースポーツだけではなく、様々なスポーツに影響力を発揮したディートリッヒ・マテシッツ。
故人のご冥福をお祈りします。
Posted at 2022/10/24 00:42:08 | |
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