
昨日のブログで、『フェラーリF40 や カウンタックよりも、フィアットに萌える』と書きましたが、F40やカウンタックに全く興味がないという訳ではありません。
大黒PAに来れば、F40やカウンタック が普通に見れてしまうので、フィアット・ディーノの方が気になったのです。
ただ、最新のスポーツカーよりも、旧車の方に興味が移っているのも事実です。
実際、性能的には最新の車の方が高性能なのに、旧車の欲しがる人も増えていますよね。
空冷ポルシェだったり、旧いフェラーリ、ランボは、驚くようなプライスが付いています。
そして、その流れは国産車にも及んでいて、ハコスカや S30 フェアレディZなども驚くほど高いです。
ところが、最近は いわゆるヴィンテージカーの様な旧車ではなく、ネオクラシックと呼ばれる、ちょっと旧めの車の価格もとんでもない状況になっています。
筆頭格が、つい最近 ハミルトンがSNSに上げて物議を醸した R34 GT-Rですが…
私も所有経験がある以下の車たちも、かなり高額になっています。
上記の車たちは、大変魅力的ではあります。
これらの車たちが生産された時期は、国産メーカーが一番元気だった頃という事もあるでしょう。
しかし、性能的には最新の車たちの方が高性能です。
一体、何故でしょう?
私は、
“楽しさ” だと思います。
最近の車は、高性能ではありますが、エコも意識しないとならない為、高回転まで回るエンジンは少なくなりました。
上記の3台は、いずれもレッドゾーンが 8000rpmオーバーですが、以前はそういう超高回転エンジンが結構ありました。(S2000の AP1なんて 9000rpm!)
しかし、今では国産メーカには皆無で、世界的にもポルシェの GT3くらいしか無いでしょう。(あと、MT車も減った)
何故、こんなネタを書き始めたのかというと、実は、日曜日の大黒PAで、某みん友さんと以下のようなやり取りがありまして…
「こんにちは、タケラッタ(の本名)さん」
あれっ、○○さん、お車は?
「実は、今日は借り物なんですが……RX-8で来ました」
RX-8!? また、意外なクルマですねぇ。
「いやぁ、エイト、楽しいですよっ!」
お話を伺ってみると、やはり気に入ったのは、速さというより楽しさの様ですね。
まー、先代とも言うべき RX-7(FD)はターボで速さもありましたが、RX-8は NAですから。
でも、分かる気がしますね。
私が FDを買った時は、RX-8 には見向きもしませんでしたが(FDの、あのスタイリングに憧れていたので)、今はNAのロータリーエンジンに興味があります。
何しろ、当時の FDは最終モデルで 自主規制の上限値である 280psに達しましたが、今では 欧州のハイパフォーマンスセダンが600psとか出す時代ですから、FDの280psでは驚きもしません。
しかし、NAのロータリーエンジンだったら、きっとどこまでも回る(気がする)エンジンになっているでしょう。
ホンダのVTEC全盛の頃、一部の評論家が「モーターのように回る」と評したのを知ったロータリー使いの職場の先輩が「ロータリーエンジンを差し置いて『モーターのように回る』とか言ってるんじゃねーよ!」って怒ってたっけ。(笑)
「今、真剣に RX-8 を探してるんですけど…」
えっ、マヂですかっ!? ○○さんは、似たようなクルマをお持ちじゃないですか。
「そっちは残しつつ……、RX-8 は4ドアセダンだから実用性があるし…」
いやいやいやいや、RX-8 を4ドアセダンって思っちゃダメでしょ!
確かに FDよりは後席が広いけど、実用性があるとはいえませんって。
「じゃあ、実用車として、GRカローラも買うかな…」
ああ、GRカローラなら実用性もあっていいかも……って、○○さん、GRカローラのグレードは何を狙ってるんですか?
「もちろん、モリゾウ エディションです♪」
モリゾウ エディションじゃ、リアシート無いじゃないですかっ!
やっぱり、大黒に来る人は、車変態しかおらんな。
今の旧車人気は、車変態に支えられてるって事ですかねぇ。(汗)
Posted at 2022/11/29 21:42:37 | |
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