
噂には上がっていましたが…
「東京モーターショー」から名称を変更した「ジャパンモビリティショー2023」において、ホンダが「プレリュード コンセプト」を世界初公開しました。
ホンダという会社は不思議な会社で、主力モデルであっても アッサリと生産終了してしまうのですが、同時に かつての車名を復活させる事も多いのですよね。
軽自動車のNシリーズ は、かつてのNコロ(N360)を復活させたようなものだし…
S660も かつての S500/S600/S800 の流れを汲むものです。
軽自動車では、”ライフ” や ”Z” を復活させたこともあったなぁ。
北米市場ではありますが、最近 インテグラの名前も復活しました。
そして 今回の
“プレリュード” です。
プレリュードの名前が有名になったのは、何といっても 2代目、3代目の大ヒットです。
“デートカー” として持て囃されたプレリュードではありましたが、まさに “盛者必衰” 3代目の終盤は S13シルビアにその座を奪われました。
4代目は イメージチェンジを図り、今までの端正なッチバックスタイルからファストバックスタイルに変更、スタイリッシュなスポーツクーペ路線となりました。
しかし、販売成績は低迷。
何とか成績を改善しようと、当時 大人気だったアイルトン・セナをCMキャラクターに起用したりもしましたが、思うように販売は伸びず。
販売低迷の理由は、全車3ナンバーで大型化した事だったり、価格帯が上がってしまった事だったり、色々あったと思いますがね。
ホンダは、5代目で 再び ノッチバックスタイルに戻します。
スポーツ路線が受けないと踏んだのかもしれませんが、ノッチバックスタイルに戻したところで販売増にはなりませんでした。
時代は、プレリュードの様なスポーツ路線から、パジェロやオデッセイといった RV路線に変わっていたのです。
結局、この代のプレリュードを以て絶版となり、スポーティモデルはインテグラと統合。
そのインテグラも販売不振で やはり絶版、ホンダのスポーツクーペは冬の時代を迎えるのでした。
さぁ、前置きが長くなったぞ!(←また前置きかいっ!)
今回発表された「プレリュード コンセプト」を見ると…
どちらかと言えば、4代目の路線かなー。
一応、4代目はファストバックっぽいけど、実際にはハッチドアではなくトランクタイプであり、ここまでハッキリとしたファストバックスタイルではなかった。
カッコイイ事はカッコイイけど…
あんまりプレリュードらしくはないかなー。
個人的には、今 出してくる車なのに BEVではなかった事に驚きましたが、個人的にはうれしいです。
まぁ、ハイブリッドではなく、純粋なエンジン車だった方がなお良かったのですがね。(シビック TypeRのエンジンを積んでいればベスト)
まぁ、もし純エンジン車で出て来ても買う事は無いでしょうけど…。(汗)

Posted at 2023/10/26 18:21:00 | |
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