3月も色々とあり、ブログ活動(?)を再開させたものの、投稿ペースはイマイチ…。
BEV絡みの話題でブログを書き始めたら、一回で纏めきれず。
また、BEVネタが複数回になってしまった所為で、その他のテーマのブログがあげられていません。(レッドブルF1チームのゴタゴタを私なりの推測で下書きを書いていたのですが、アップする前に推測通りの展開に…)
気が付けば、自分の車ネタもあげられていませんでした。(3月第一週も大黒PAに行っていたんだが…)
そんな訳で、今回のブログは 3月初の自分の車ネタです。
第二日曜日の3月10日、大黒PAに行ってまいりました。(←投稿日も遅れてるし…)
ところで、GT2で大黒PAに来たのはいつ以来なんでしょうか?(おそらく、
某みん友さんに聞いた方が早いと思われ…)
なお、本日の大黒PAも相変わらず希少な車たちがそこかしこに居る訳ですが、それら希少車が大黒に居るのは当たり前って感じで、すっかり不感症になってしまっています。
それ故、殆ど写真も撮っておらず。
その所為で、後でブログを書く時に苦労するのですが…。(汗)
本日の大黒PAで 「おっ!?」っと思った一台。
ダラーラ・ストラダーレ です。
ダラーラ・ストラダーレは、某変態ショップ(笑)で何度も(何台も)見てはいるのですが…
グリーンのダラーラは初めて見ました。
しかも、単なるグリーンではなく、カーボン地が見えてるし。(驚)
CARBOXでもカーボン地のままクリア塗装のみというダラーラを見ましたが、価格的にはこちらの方がお高いのです。
ダラーラのカーボンボディは、プリプレグオートクレーブ成型で作成されていますが、カーボン地をそのまま見せるという事はカーボン繊維の織目が完璧に整っていないといけません。
しかし、ボディカウルのような大きなパーツだと、そうそう完璧に仕上がるわけではないのですよ。(それこそ釜から出してみないと分からない)
多少織目がズレていたり、曲がっていても剛性に支障は無い為、上から塗料で塗っちゃえば問題無いのですが、クリア塗装となるとそうもいかず、完璧に仕上がったパーツしか使用できないのでどうしても高くなるのです。
まぁ、ダラーラを発注するような人は、トコトン細部にも拘る変態さんなのでしょうね。(笑)
車変態と言えば、このダラーラ、なんとMTなのです!
どこかのWeb記事で「ダラーラの様な(≒高価な)車でわざわざMTを選ぶ人は少ないので、MT車は希少」と書いてあるのを読みました。
そんな希少な車が、今、目の前に……あれっ、確かCARBOXで見たダラーラは全部MTだった気がするんだが。(ホントにMTは希少なのか?)
もう一台、「おおっ!」っと思った車が
プジョー205ターボ16 です。
プジョー205ターボ16は、ラリー(WRC)がグループBで行われていた頃を代表する車です。
プジョー205ターボ16以前のラリー界と言えば、アウディがラリーに4WD(クアトロ)を持ち込み、「もはや4WDでないと勝てない」と言われながらも、グループB初年度の1983年はランチアがレーシングカーの様なミッドシップ車(ラリー037)で制していました。
4WD が良いのか? はたまた ミッドシップが良いのか?
そんな論争は無意味! とばかりに登場したのが ”プジョー205ターボ16” でした。
見た目こそ、プジョーのFFコンパクトカー ”205” でしたが、中身は全くの別物。
1.8ℓ+ターボのエンジンを横置きミッドシップとし、ビスカス式センターデフで前後輪にトルクが伝達される4WDとなっています。
さらに、一見、量産車である 205風のボディも、エンジンを搭載した後部はパイプフレーム構造となっていて、カウル全体が上に開きます。(ハッチバックじゃないのです)
前部だって、市販車のパーツは使っておらず、応力の掛からないカウル部分はFRP製です。
プジョー205ターボ16は、登場と同時に 無敵と思われたアウディ・クアトロを過去のモノにし、後に登場する ランチア・デルタS4(038)、フォードRS200、MGメトロ6R4といった車たちの先駆けとなった、言わば WRCのスタンダードとなった車なのです。
などと興奮気味に話していたのですが、周りの反応がイマイチ。(汗)
あれっ、グループBの車って興味ないっすか?(フェラーリ288GTO や ポルシェ959 より、こちらの車の方がグループBの本筋よ?)
フォードRS200なんて、重量配分適正化の為に、ギアボックスを前方に積んだ ”ミッドシップトランスアクスル” っていう変態車ですし。(イメージ的には、R35 GT-Rを前後逆にした感じですね)
去年の10月、
ヴィンテージ湘南にジャガーEタイプを見に行った時に、しれっとコイツが置いてあった時はビックリしました。
最後にちょっと脱線しましたが、相変わらず 大黒PAには「なんでココにこんな車が!」と思うような希少な車に出会える、不思議な場所です。
まぁ、大黒PA並みに特異なショップもあるようですが…。(汗)
Posted at 2024/03/13 12:59:03 | |
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大黒PA | 日記