
ちょうど一週間前にも、
北京オリンピックの話題をネタにしましたが……
あれからも、色々とおかしな事が次々と起こっておりますね。
スピードスケートの男子500m決勝、ランキング上位の選手が登場するラスト2組で、フライングが立て続けに発生しました。
このフライングでリズムが狂ったのか、ランキング上位の有力選手の筈なのにタイムが伸びず、中国の高亭宇選手が金メダルを獲得しました。
この、“中国人が有利になった” という事実だけでも疑惑としては十分ですが、後でビデオを見てもフライングには見えなかった事もあり、SNSでは疑念が渦巻いております。
そして、何と言っても 女子フィギュア ワリエア選手のドーピング疑惑です。
ワリエワ選手は、昨年12月の検査で禁止薬物「トリメタジジン」が陽性となっており、資格停止となっていたものが、一転、出場が認められました。
その理由が「まだ15歳と若いワリエワ選手に責任を負わせるのは可哀想」というものでしたが……
一般社会ならば、まだ未成年という事で大目に見てやっては? という意見があっても不思議ではありませんが、こと勝負の世界となると 年齢は関係無いでしょう。
未成年であろうと無かろうと、結果を左右する薬物を使用してはいけない事は明らかです。
なんで、これが認められてしまうんですか?
そもそも、今回 ロシアではなく ROC(ロシア・オリンピック委員会)として参加せざるを得なくなっているのは、ドーピング問題で国としての参加が禁止されているからでしょ?
疑惑を持たれている国の選手なのだから、もっと厳密になるべきだった筈。
これが認められているのは……やっぱり、ロシアと同じ、反欧米の国である 中国で開催されているからですかね?
当然、他の国からは疑問の声、非難の声が上がっています。
バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナが、インスタグラムでこの問題に言及。
「ドーピング違反したアスリートは競技できない。この基本は例外なく守られなければいけません。全ての選手の努力と夢は平等に尊いのです」
そうですね、全ての選手に平等でなければならない、仰る通りです。
でも……
アナタが言いますか!?
当時、天才スケーターともてはやされたキム・ヨナでしたが、フィギュアスケートの事なんか何も知らない、ずぶの素人の私でも
「回転、足りなくね?」
「柔軟性、無さ過ぎじゃね?」
「体の軸、ブレブレじゃね?」
と、何でこれで世界最高得点が出るの? って思ってました。
素人ですら そう思うのですから、実際に全身全霊で その競技に打ち込んでいる選手たちにとっては、“その程度の”技術で世界最高得点を得られるキム・ヨナを尊敬できる筈もありません。
試合が終わった表彰台で、他の選手に相手にされず1人だけ離れたところにいると言うのが、キム・ヨナが出場した時の表彰式でのいつもの光景でした。
例え、ドーピングによって得られた試技だったとしても、自らの体で叩き出したものですから、金で買った勝利よりは尊いんじゃね?
その昔、ソウル・オリンピックの陸上100mでトップでゴールしたベン・ジョンソンは、その勝利とメダルがはく奪されましたが、人類が出した最速の記録として 当時のギネス・ブックには記録されていましたからね。
勝利が金で買えるようになっちゃったのなら、もうオリンピックなんて開催しなくてもいいんじゃないかねー?
Posted at 2022/02/19 00:53:01 | |
トラックバック(0) | 日記