
先週の土曜日に行ったサーキットの狼ミュージアム。
折角 訪れたのでに、意外と写真を撮ってなかった。orz
その理由の1つは、何だかんだ言って、展示されている車たちは大黒PAで見る事が出来てしまうから。
そして、もう1つの理由は、車を見ながら仲間とワイワイ話す方が楽しかったからですね。
そんな、ワイワイ話ながら 撮影した(数少ない)写真で当日を振り返ります。
ロータス・ヨーロッパ(風吹裕矢)
「サーキットの狼」の主人公:風吹裕矢の愛車、ロータス・ヨーロッパ・スペシャル。
ストライプのところにある★マークは、対決相手に勝利した事を示す撃墜マーク。
「おまえに勝てば、★マークが30になる」
「ほう、こっちは40だぜ」
まぁ、セリフの文言は違うかもしれないけど、こんなやり取りがあったファーストコンタクトでしたねー。
と言う訳で、こちらは 風吹裕矢のライバル、ナチス軍の総統(今、この設定は無理だな💦)でもある 早瀬佐近の愛車。
ポルシェ911カレラRS(早瀬左近)
いわゆる “73カレラ” こと 73年型911カレラRS(901)です。
この車を見て「かわいいねー」と仰られた方がいましたが、この車の今の相場は全然かわいくありません。(ヘタすると、億の声を聞くかも……)
ただ、73カレラはあまりにも有名になり過ぎた感がありますが、実は意外と生産台数は多く、総生産台数は1580台との事。
そんなナローの73カレラよりも、その後に追加されたビッグバンパーの 911カレラRS3.0(74カレラ)の方が 僅か109台と希少な車なのですが、意外とこちらを知る人は少ない。
74カレラは、希少過ぎて世に出て来ないのかも……。
高騰しているといえば、こちらの車も……
ランボルギーニ・ミウラS(飛鳥ミノル)
カウンタックも初期モデルのLP400はとても高価ですが、このミウラも非常に高価です。
ミウラは、前期(ミウラ)、中期(ミウラS)、後期(ミウラSV)に分かれ、写真の様にヘッドライト周りの特徴的な”まつ毛”が有るのは ミウラとミウラSだけで、ミウラSVには装着されません。
ちなみにランボルギーニ・ミウラ(⤵)であって、ランボルギーニ・三浦(⤴)ではありません。(笑)
風吹裕矢の姉、風吹ローザと婚約したプロレーサー、飛鳥ミノル(つまり、風吹裕矢の義兄)の愛車です。
なお、飛鳥ミノルのモデルは トヨタのワークスドライバーだった川合稔です。(川合稔も、モデルの小川ローザと結婚していますね)
この辺までは、サーキットの狼の主要な登場人物となりますが、オタッキーなメンバーは サブキャラの車にもちゃんと反応します。
トヨタ2000GT(隼人ピーターソン)
まぁ、隼人ピーターソンは主要な登場人物と言っても良いかも……。
前年の公道グランプリ優勝者という実力者ですが、レースで勝つためなら何でもするという悪役キャラ。
公道グランプリでも ハマの黒ヒョウのカウンタックをクラッシュに追い込みますが、風吹とのバトルでは自らがクラッシュ。

(なお、上記の写真は ブログの内容と関連はありませんwww)
顔の半分に大火傷を負ったピーターソンは、流石島レースにはBMWで出場し、風吹たちに復讐を果たそうとします(完全に逆恨みですが…)。
BMW 3.0CSL(隼人ピーターソン)
流石島レース繫がりでは こちらの車を。
フェラーリ308GTB(フェラーリの女豹)
「フェラーリの女豹」に関してはスピンオフ作品があるらしいですが、本編では特に語られてなかった筈。
フェラーリ308GTBはピニンファリーナのフィオラヴァンティが……って語りだすと長くなるので割愛。(笑)
この個体は、なんと 貴重なグラスファイバーボディの308GTBなのです!
貴重で、とても希少な車なんですが……
お知り合いがグラスファイバーボディの308GTBを所有してるので、大黒PAで何度か拝見させて頂いているんですよねぇ。
やっぱり、大黒PAに行っていると、感覚が麻痺してしまうわ。(汗)
ランチア・ストラトス(北海の龍)
ここでは“北海の龍”の愛車としておきます。
筑波のAライ模擬レースから登場し、流石島レースではターボ化して参戦。
ストラトス使いとして登場した筈なのですが……
主人公の風吹がストラトスを駆る事になった為、ルマン・イン・ジャパンではセリカLBターボで出場する羽目になってしまいました。(汗)
さて、ここからはさらに難易度(何の?)が上がります。
誰の愛車だか分かるかな?
ポルシェ928(???)
「928? “サーキットの狼”に登場してましたっけ?」
当日も、みんなピンと来なかったようです。
まぁ、分からないでしょうねぇ。
私もすぐには思い出せませんでしたから。
いや、サーキットの狼じゃないし!(これが何だか分かる人は、まずいないでしょ💦)
ポルシェ928を駆っていたのは “京極さくら”。
928で登場したのは、カウンタックLP500Sとフェラーリ512BBの暴走事件でちょろっと出てきただけです。(京極さくら に関しては、ルマン・イン・ジャパン にも出場したようですが、その時のマシンはBMWで 928ではありませんでした)
デ・トマソ パンテーラ(???)
こちらはさらに難問かな?
流石島レースに出場した”四国の獅子”というキャラもいますが、私はこちらを推したい。(笑)
極道連のスポンサーのお坊ちゃま。(爆)
ちなみに、ミキとの初対面のシーンでもありました。
この一件で極道連に恨まれた風吹は、公道グランプリでシフトチェンジする右腕を刺されてしまいますが、
助手席に乗るミキにシフトノブ操作をまかせて…
「ミキ、3速!」
「ハイッ!」
なんか、収拾がつかなくなってきたので、そろそろ〆ましょうかね。
ディーノRS(風吹裕矢)
展示車両はYATABE RS となっていましたが、まぁ商標権の問題なんでしょうね。
ブログでは、原作のディーノRSとして紹介します。
沖田が公道グランプリで駆ったマシンを、谷田部のおやっさんのチームでレーシングカーに仕上げたという設定で、実際には存在しない(筈の)マシン。
ピニンファリーナが1967年に発表したショーモデル『ディーノ コンペティツィオーネ』からインスピレーションされた架空のマシンです。
確かに、ディーノ コンペティツィオーネのイメージと近いものは有るものの、ボディのどこを見てもディーノ(量産車)の面影がありません。
原作の設定上も308GTBのV8エンジンを搭載していたりと、原作マンガを読んでいた当時も「どこがディーノなの?」って思ったマシンです。(汗)
そんな架空のマシンをリアルな世界で作ってしまおうという熱意も相当なものですが、やはり製作は難航したようですね。
ミュージアムのスタッフさんに、製作時の裏話を色々と聞かせて頂きました。
原作マンガを読んでいた昔の少年たちには、サーキットの狼ミュージアム は何時間でもいられる場所かもしれませんね。