
私がブログで車ネタを書くときは、外国車ばかり。
まぁ、4台も所有していながら、その全てが外国車ですから、当たり前と言えば当たり前ではありますが……。(^^;
と、3日前のブログと同じ様な書き出しで始めましたが、今日はSUBARUの話題じゃないですよ!
車がコモディティ化したり、そもそも車を所有しなくなったりと、車離れが叫ばれる昨今。
売れ筋は、軽自動車やコンパクトカー、ミニバンと、走りを楽しむような車ではありませんから、メーカーもスポーツカーをなかなか作ってくれません。
それでも、トヨタはスバルと 86/BRZを開発したし、BMWと提携してスープラも復活させました。
マツダがMX-5、もとい、ロードスターを作っているし、日産も若干放置気味ではあるものの、Z、そして GT-Rを作ってる。
そして、ホンダからは日本メーカー唯一の本格的スーパーカー NSXが販売されています。
ただ、このNSX、どうにも影が薄いですよねぇ。
2代目NSXが発表されたのが2016年なので、まだまだ新しい車です。
なのに、2007年に発売されたGT-R(R35)より存在感が無い。
ベストカーWebにて
【スーパーカーにしては地味!?】ホンダNSXがパッとしない理由と事情という記事がUpされていましたが、あちらは“大乗フェラーリ教開祖” の清水草一氏が書いた記事。
ならば、私はポルシェ乗りとして書いてみましょう。(笑)
とは言え、大層な事を書く訳ではありません。
現行NSXがパッとしない理由は第一にスタイリング。
ボディシェイプこそスーパーカーっぽいですが、デザインテイストはフィットやシビックのようなガンダムチックなもので、全然色気がありません。
第二にメーカーのイメージ。
ポルシェやフェラーリのようなスポーティイメージはありませんし、ホンダ同様にF1に参戦しているメルセデスのようなプレミアムイメージも無い。
そんなメーカーの車に約2500万円も払う人がいますか?
国内市場はさらに辛い。
今、ホンダのディーラーは、N-BOX販売店ですから(笑)。
じゃ、どうすればNSXは売れたのか?
清水草一氏は「アルピーヌA110はいいところを突いた」と書きましたが、私は少し違った車を推します。
価格を安くと言うのは同意見ですが、私はハイテクを省きます。
ハイブリットを採用せず、ターボも付けない。
V6 NA 3.5ℓで、350~400ps程度の車を1000万円前後で売る。
丁度、ボクスター・ケイマンの“S”くらいの車ですね。
それでも、1000万円クラスじゃ売るのは難しい。
そこで、もう一手を。
NSXに繋げるための車も用意します。
2ℓクラスのスポーツカー……そう、S2000です。
それにより、下は軽自動車のスポーツカー S660からS2000、そして NSXというラインナップが完成します。
え? 売れないスポーツカーをそんなに作れないって?
スポーツカーメーカーとしてのイメージを持たせたいなら、そのくらいしないと!
って言うか、ホンダはS2000の生産を継続しなかったのが失敗ですね。
マツダはロードスターを作り続けていますよ!
ホンダは、ちょっと苦しくなるとF1参戦だってやめちゃうし、堪え性が無いですね。
スポーツカーと言うのは文化ですから、儲けを考えて作るものではないですよ。
(車の生産で赤字だとしても、企業のイメージアップと考えられるかどうかに掛かっているでしょう)
今からNSXを1000万円クラスの車に変えられはしませんが、NSXに繋げる車は作れます。
とにかく、ホンダが作るスポーツカーは魅力的だと思えるようなメーカーになる事。
これが、NSXを売るには必要な事だと思います。
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Posted at
2019/09/07 23:17:41