
今朝、目が覚めてから窓の外を見ると、雲一つ無い青空が広がっておりました。
西に目を向けると、富士山がクッキリ。
うーん、昨日 この天気が欲しかったぞ!
さて、今日は平日ではありますが、お仕事はお休み……定期検査の為、通院です。
診察が早く終わったらドライブに行きたいなぁと思っていましたが、昨日休みだった影響か、予約の時間(11時)になっても一向に呼ばれません。
結局、診断が終わって支払いを終えた時には2時半を回っていました。
大きな総合病院はとにかく待たされるのが困ったものです。
これから家に帰っても3時は過ぎるし、ドライブって感じではないなぁ……と、病院からの帰り道をトボトボ歩いている時、トヨタのディーラーが目に入りました。
このディーラー、以前にも紹介した事がありますが、その時は
『神奈川トヨタ 金沢店』でした。
昨年、東京のトヨタディーラー網が統一されたのに続き、神奈川も統一されたか……と思ったものの、そうでもないようです。
ネットで検索したところ、トヨタモビリティ神奈川は、会社名としては「神奈川トヨタ自動車株式会社」であり、トヨタカローラ横浜(株)、ネッツトヨタ横浜(株)、ネッツトヨタ湘南(株) と合併して神奈川トヨタが存続会社となった模様……横浜トヨペットは含まれてないんですね。
もともとトヨタディーラーは、他の国産車のディーラーの様にメーカー直営ではなく、地場資本の別会社が多いので、簡単にメーカーの思惑通りにはいかないのでしょう。
もっとも、既に全系列店で全トヨタ車の全車併売が開始されている為、追々統一に向かうのではないでしょうか。
ただ、このディーラー網の統一って、トヨタにとっては結構リスキーだと思うのですがねぇ。
前述の通り、トヨタディーラーは地場資本の別会社が多く、系列間で販売競争をしていました。
日産やホンダがトヨタのライバルとして力不足になってからも、トヨタのライバルはトヨタであり、熾烈な販売競争は続きました。
トヨタの強さは、この販売力の強さも大きな要因だった筈です。
販売各社は、自分たちの系列で扱っている車が少しでも魅力的な車になる様、ユーザーの声をメーカーへ届け、トヨタ車の商品力はアップしていったのです。
ですが、系列が統一されてしまうと、トヨタ車同士の切磋琢磨は無くなってしまうでしょう。
さらに気になるのは、トヨタに先行して系列を統合した日産やホンダが成功していないという事。
全店で全車種扱うようになった結果、どの店舗でも売りやすい車しか売らなく(売れなく)なりました。
ホンダも日産も、軽自動車(N-BOXやルークス)が売れ筋の中心で、それに コンパクトカー(フィットやノート)が絡む程度。
親父がフィットに乗っていた頃、ホンダディーラーに行ったことがありますが、展示車も試乗車も軽自動車ばかり……もはや軽自動車ディーラーと言っても差し支えない状態でした。
軽自動車ディーラーじゃ、レジェンドやNSXといった高級車を買いたいとは思わないでしょ。
店舗の雰囲気作りは大事だと思いますよ!
まぁ、トヨタは表向き軽自動車を扱っていませんし(裏でコソコソPIXISを扱ってますけど)、軽自動車ディーラーと化す事は無いと思いますが……売りやすい車以外は淘汰されてしまうなどは有るかもしれません。
ユーザーにとっては、どのトヨタディーラーに行っても全てのトヨタ車を買う事が出来ますし、別系列のディーラー間で値引き額を競い合わせる事が出来るなどの利点は考えられますが、前述のようなマイナス面があるかもしれません。
長い目で見た時、今回の系列再編が 凶 と出なければ良いのですがね。
Posted at 2020/11/04 20:23:36 | |
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TOYOTA | 日記