
BMWディーラーが用意してくれた代車は、日産ノート。
BMW車ではありませんでした。(BMW車を貸してくれるのは、上客に限られるのでしょうね)
乗り込む際、「ウィンカーレバーが逆ですので、お気を付けください」と言われました。
そっか、BMWに乗り続けている人にとっては、国産車こそが “逆” なんですね。
(ていうか、BMW以外の3台も、ウィンカーレバーは左ですけど)
試乗車のグレードは―――何かな?(汗)
見た目からは、e-Powerではない事くらいしか分からず。
ま、パワートレインは1.2ℓ直3のHR12型エンジン+CVTで共通でしょうから、グレードはどうでもいっか。
乗り込んでみて、真っ先に感じたのが「エアコン、効くなぁ」と言う事。(笑)
前日、まともに効かない964のエアコンを経験していただけに、寒いくらいの空気を吹き出すエアコンに感謝―――いや、ちょっと効き過ぎかも。
エアコン操作パネルを見たら、設定温度最低、送風MAX……あ、マニュアルエアコンでした。(ディーラースタッフが、急速に冷やすため、MAX設定にしたのでしょう)
エアコンもマニュアルなら、内装も簡素そのもの。
しかし、必要にして十分なものは付いていました。(タコメーターも付いていた)
実際の走りの印象も同様なものでした。
運転していても面白いわけではありませんが、道具として考えれば必要なパワーはあるし(CVTが効率よく変速している?)、街乗りをしている分には足回りに不安を感じる事はありません。
高い車高ゆえ、視界も良く、よく考えられたパッケージングにより、室内も十二分に広いです。
赤信号の度、アイドリングストップしますが、この制御も見事で、再始動の時のショックも小さくて、ストレスを感じる事はありません。
これで幾らだって?
ホント、道具として考えたら、国産車は最強です!
折角、お初の車に乗るので、もう少し車を試してみましょう。
近場のワインディングロードに繰り出します。
しかし! コーナーリング性能以前に、坂道を上る時、パワーが足りない。(汗)
アクセルペダルを思いっきり踏みますが、エンジンの回転数が上がるだけで、車が前に進む感じが無い。(CVTのネガが強調されただけでした)
パワー感が無いだけではなく、エンジンに質感も感じられませんでした。
下り坂ではブレーキを試します。
もともとレーシングスピードになんかならない車なので、必要にして十分な性能。
しかし―――強めにブレーキを踏んだら「緊急ブレーキを検出しました。丁寧な運転を心がけましょう」との声が……。
カーナビのイチ機能なのでしょうけど、自分で操作しているのですから、指摘されるまでもなく分かってるってーの!
最近流行の安全支援機能の1つでしょうけど、逆に言えば、そこまでしないと安全な運転が出来なくなっているのか?
ナビの機能は、車そのものの評価とは関係ありませんが、車の出来としては、親父が乗っていたフィットの方が上かなー。
フィットは1.3ℓ直4と一回り余裕の有るエンジンを積んでいる事も大きいでしょう。
ただ、フィットを買うときに、競合車として試乗したヴィッツ(1.0ℓ直3)よりは印象が良かったです。
ヴィッツは、街乗りの時でさえ、足回りが柔らか過ぎて不安になりました。(マイナーチェンジ前の車だったので、現行のヴィッツは違うかも)
親父のフィットを買うとき、候補車両をピックアップしたのは私。
ノートを候補に入れなかったのは、親父の家の近くに日産のディーラーが無かったから。
ノート、悪い車ではなかったけど、フィットを選んだ事は間違っていなかったと今回、代車のノートを運転して確信できました。
もっとも、どちらの車も自分の愛車にすることはないのですけどね!
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2019/08/26 21:36:57