
みんカラPR企画の「NISSAN NEXT」の中の『NISSAN愛』について語るブログを書いたので、続けて日産ネタを書きます。
今回は、キムタクが出ているCMについてです。
日産は、8月20日から新しいブランドアンバサダーにキムタクこと木村拓哉を起用、同22日よりTVCM「やっちゃえ NISSAN 幕開け篇」の放映を始めました。
このCMの中で、かつての日産の名車たちが登場しています。
ハコスカGT-R、フェアレディ240ZG、R32 GT-R
単なる名車ではなく、もはや金字塔と言っても過言ではない車たちです。
この錚々たる車たちの中に サファリが入っているのは何故? って思わなくはないですが……
もしかして、キムタクの車の好み? なんて思ったりもしましたが(大型SUV 好きですからね)、今の日産が進まねばならない苦難の道を乗り越えていくっていう意味合いがあるのかな?
当ブログの始めにも書いた、『NISSAN愛』にも通じるものがこのCMにはあると思います。
上記の車たちは、日産が日産らしかった頃の、そして、当時の日産ファンが最も憧れた車たちです。
そして、上記の車たちがいずれも国内専用モデルという事も、国内の日産ファンへ訴えかけているのだと分かります。(GT-Rを含むスカイライン自体が基本的には国内専用モデルですし、S30 フェアレディZは北米で大ヒットした車ですが、CMの240ZGは国内専用モデル)
ただ、これは同時に、日産の罪深さも表しています。
それは、日産ファンへ訴えかける為に取り上げた車が、ここまで旧い車でなければならなかった事。
R32 GT-Rに憧れた当時の若者が乗るべき車を、いつからか日産は作らなくなってしまいました。(R35は性能高過ぎ、価格高過ぎで、スカイラインGT-Rの後継とは言えない)
「儲からないから」
その一言で、日産は国内の商品ラインナップを絞っていきました。
日産は株式会社ですから「利益の追求」をする事は理解できます。
ですが、「日産らしいモデルを作りつつも、どうやったら儲ける事ができるのか」を考えるべきではなかったのか。
「儲からないから」
商品の魅力よりも製造コストを優先した結果、日産車から日産らしさが失われ、日産ファンも離れていったのです。
日産ファンの情へ訴える今回のCM。
日産が一番輝いていた頃の車を取り上げていますが、ここまで旧い車でなければならなかったのが悲しいです。
S30フェアレディZ や ハコスカGT-Rに憧れた当時の若者は、恐らく 免許返納を考えなければいけない歳になってますよ。
もしかして、おじいちゃんに、孫の初めての車として日産車を買って欲しいと思ってるんですかねー。
1989年、R32でGT-Rを復活させ、ハコスカ&ケンメリ GT-Rに憧れた世代を取り込めたという成功例はあります。
ケンメリGT-Rが生産を終えたのが 1973年ですから、16年の時を経て復活したのですが……
今回はさすがに間が開き過ぎの気がしますけどねぇ。
かつての名車たちにノスタルジーを感じ、再び日産の車に乗りたいと思わせてくれるような車たちが、今後の日産から出てくるんでしょうか?
あ、そういえば、本日からキムタクCMの第二弾も放映されるようですね。
んー、ハコスカやS30 Zを引っ張り出してきたけど、結局はアリア、「自動運転」、「電気自動車」なんですねー。
日産がよく言ってる
自動運転?電気自動車?
正直どうなの …って。
でもさ、一度使うと…
ハマっちゃうんだよなぁ。
さあ、今日も頼むぜ。
やっちゃえ NISSAN
一度使うと「ハマっちゃう」そうですが……
だったら、早く一般ユーザーが
使えるよう、2021年と言わず今すぐに販売してよ。
頼むぜ、日産!
ブログ一覧 |
日産 | 日記
Posted at
2020/09/11 21:44:51