
コロナの緊急事態宣言が延長されましたね。
いつまで我慢すればいいんだ! と文句を言う人がいますが……仕方がないでしょ。
何も政府は理由なしに国民を甚振る為に宣言延長しているわけじゃないんですから。
それから、飲食店に時短要請しているからか、マスコミは飲食店の窮状ばかりを伝えていますが……困っているのは飲食業界だけではありませんよ?
かく言う私も、次の職場が決まらずプータロー状態です。
コロナ禍でエンジニアの求人募集もガクッと減ってるんですよ!
もっとも派遣先からのお金が入らずに困るのは会社としての弊社で、社員の私は給料を貰えるので困りませんがね。(ただ、長期にその状態が続くと、無給or解雇になりかねませんけど……)
ま、そんな訳で、現在は自宅で待機状態、暇しているのでネット三昧の日々です。(まあ、連絡はスマホに来るので、出掛けたって構わないんですけどね)
その中で、ちょっと古め(2006年)の記事ですが、
面白いブログを見つけました。
とある雑誌のコーナー「0→100km/h加速のクルマ選び」に関して書いてあるものなのですが……やっぱり古さを感じますねー。
「0→100km/h 5秒切りモデルはコレだ!」って、速い車の基準が 0-100km/h 5秒以下なんだ。(笑)
当時の0-100k/h加速の最速車はブガッティ・ヴェイロン。
V8を2つ組み合わせたW16気筒エンジンは8ℓ+クワッドターボで、1001psを誇ります。
0-100k/h加速も速いのでしょうけど、燃料満タン→空タン も世界最速かも。(笑)
驚速を誇るヴェイロンですが、1億7700万円もする車なのですから、それくらいのパフォーマンスがあっても、ある意味では当たり前かもしれません。
このブログで面白いのは、この加速力が一体幾らで買えるのかを計算した事です。
各クルマ、それぞれの価格を、0→100km/hにかかる秒数で割ってみた
発想は面白かったのですが、ちょっと違うんじゃない?
それだと、安ければ安いほど(これはいい)、遅ければ遅いほどリーズナブルになります。(バイトの時給じゃないんだから、単価求めてどうすんの?)
ブログ内では、ベスト・オブ・お買い得加速車としてロータス・エキシージSを挙げていました。
691万/4.3秒で、1秒当たり161万円、確かにヴェイロンの7080万円より圧倒的に安いです。
ですが、この計算の仕方なら遅ければ遅いほど1秒当たりの単価は安くなります。
極論ですが、軽自動車のNAモデルがもっともお買い得になるでしょう。
加速性能をリーズナブルに得られる車という観点で考えれば、計算式はこうなる筈。
価格 × 0-100km/hにかかる秒数
この際なので、自分で計算してみる事にしました。(笑)
今更 2006年の数値で計算しても仕方が無いので、最新の数値で計算。
もちろん、あまり範囲を広げ過ぎても計算しきれないので、4秒切りを目安とします。
まずは、単純に 0-100km/h加速ランキングを調べてみた。
0-100km/h加速ランキング(Part.1) |
---|
アスパーク・アウル | 1.69秒 |
リマック C_Two | 1.85秒 |
紅旗S9 | 1.9秒 |
テスラ・ロードスター | 1.9秒 |
テスラ・モデルSプレイド | 2.1秒 |
もはや、上位はEVばかりですねー。
まぁ、電気モーターの特性上、ゼロ発進時のトルクが最大になりますから、0-100km/h加速はEVハイパースポーツが最も得意とする分野です。
個人的趣味で、此奴らは割愛させて頂きます。(市販されていない車も多いし…)
0-100km/h加速ランキング(Part.2) |
---|
アルティマRS | 2.3秒 |
ブガッティ・シロン | 2.5秒 |
ケーニグセグOne:1 | 2.5秒 |
ブガッティ・ヴェイロン | 2.6秒 |
ヘネシー・ヴェノムGT | 2.6秒 |
ラディカルRXC | 2.7秒 |
EV勢に続くのは……変態車ばかりですね。
あまりにも非現実的な車ばかりなので、こいつらも割愛!(笑)
0-100km/h加速ランキング(Part.3) |
---|
マクラーレン765LT | 2.7秒 |
マクラーレンP1 | 2.8秒 |
マクラーレン・セナ | 2.8秒 |
ポルシェ911GT2 RS(991) | 2.8秒 |
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ | 2.8秒 |
日産GT-Rニスモ | 2.8秒 |
フェラーリ488ピスタ | 2.85秒 |
ポルシェ918スパイダー | 2.9秒 |
マクラーレン720S | 2.9秒 |
ケータハム7 620R | 2.9秒 |
上位にマクラーレンが続いてますね。
本来なら、このラインナップに“スピードテール”も加わる筈なんだが、スピードテールの加速力を示すデータが 0-300km/h加速(13秒)しかないので比較が出来ん。(汗)
意外だったのは、4WDモデルが少ない事です。
発進加速は、4WDのトラクション性能が絶対に有利ですから。
もう1つ発進加速で有利なのは軽い事です。
今回、自分で計算しようと思いついたのは、正しい計算式でもロータスの様な軽量マシンが上位に来ると思ったからです。
そして、ロータスならば、絶対的な加速性能を誇る車よりも安価であり、紹介したブログの結果を裏付けられるのでは? と思ったのですが……
一台、比較的安価でバカッ速の車がある事を忘れていました。(汗)
速さに関するコスパ No.1は、恐らくどんな分野であってもこの車に敵う車は無いでしょうね。
もう、GT-Rのコスパ No.1は計算するまでも無いので、計算自体を割愛。
折角なので、お知り合いが乗っている車、そして自分の乗っている車の0-100km/h加速の数値を調べてみました。
0-100km/h加速ランキング(Part.4) |
---|
フェラーリ458スペチアーレ | 3.1秒 |
ポルシェ911 GT3 RS(991.2) | 3.2秒 |
フェラーリ458スパイダー | 3.4秒 |
ポルシェ911GT2(997) | 3.5秒 |
ジュリア クアドリフォリオ | 3.9秒 |
ロータス・エキシージS | 4.0秒 |
上位3台はDCT(PDK)なので、電光石火のシフトチェンジで最適な加速をしますが、もし GT2がPDKだったら、もう少し速いのかな?
にしても、手持ちの4台のうち3台が4秒以下なんだねぇ。
改めて、自分は“車変態”であることを再認識しました。(汗)
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2021/02/03 19:46:00