
ここ数戦、不甲斐ないレースを繰り返すイタリア系チームに対し、ネット民から「また『オレたち』発動だ!」と貶される事が多いですね。(←あ、俺の事か)
こんなレースを本拠地のモンツァで繰り返してしまったらと心配していましたが、はたしてイタリアGPはどうだったでしょうか?
昨日のブログでも書きましたが、予選では見事にシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得しました。
2位に入ったフェルスタッペンに続く3位にはカルロス・サインツが入り、フェラーリは1-3を獲得。
まぁ、マックスがペナルティで降格する事もあり、ポールよりもレース重視のセッティングだったという事はあり、是が非でもポールを取りたかったルクレールには有利だったかもしれないけど……。
しかし、フェラーリは最高速を伸ばすため、ロードラッグ仕様だったんだよねぇ。
当然、ダウンフォースが減るので、スタビリティが落ちます。
むしろ、タイムは出し難かったんじゃないかなぁ。
ロードラッグのマシンでポールを取ったルクレールは、頑張ったと思いますよ。
レースでは、予選2番手のフェルスタッペンがエンジン交換のペナルティで、スターチィンググリッドは7番手に降格、しかし……
2周目には3番手まで上がってました。(汗)
ちなみに、5周目にはラッセルも交わして ルクレールの後ろ、2番手に……。
12周目にベッテルのマシンがトラブルで止まってVSCとなります。
ここで、フェラーリはルクレールにBOXを指示し、タイヤ交換を行うのですが……
「えっ、トップを走っている時に、みすみすポジションを失うような事しちゃうの?」
「これって、また『オレたち』発動か?」
いや、そうとも言えません。
モンツァでも レッドブル&フェルスタッペン の速さは別格で、同じ事をしてもマックスには敵わないでしょうから、フェラーリ&ルクレールは 動かざるを得なかったのですよ。
そうした時、VSCでタイヤ交換時のロスが少なくなるのであれば、このタイミングを利用するのは作戦としてはありだと思います。
想定通りにいかなかったのは、ルクレールのマシンのタイヤ交換作業中に VSCが解除になってしまった事ですね。
他の車がレーシングスピードに戻ってしまったので、ピットで止まっていたルクレールのロスタイムが期待したよりも大きくなってしまいましたから。
もう1つのイタリアンチームは、ガスリーが一時4番手と好位置につけるも、終わってみれば8位フィニッシュで、角田はノーポイントの14位に終わりました。
まぁ、上位が生き残っていた事を考えれば、ガスリーの8位は妥当なところで、角田もペナルティがあって下位からのスタートだったので仕方が無いでしょう。
「あれっ、それじゃあ『オレたち』発動してないじゃん」
いやいや、ちゃあんとやらかした奴らがいましたよ。
48周目にトラブル発生したリカルドがマシンを止めました。
十分なリードを築いているレッドブル&フェルスタッペンにとってはVSCを、一気に差を詰めたいフェラーリ&ルクレールにとってはペースカー導入を希望していたでしょう。
そして、舞台はフェラーリの地元、イタリアはモンツァ。
当然のように(?)、ペースカーが導入されました。
ただ……
何で、3位のラッセルの前なのよ!?
リカルドのマシンのギアがスタックしていて、撤去に時間が掛かったっていう事もありますが、それ以上に 隊列を整えるのに時間が掛かってしまい、セーフティカー先導のまま53周を迎え、レース再開しないままフィニッシュしてしまいました。
今回は FIAがやらかしてしまったのですが……もしかして、レース運営はイタリア人がやってたんですかねぇ。(汗)
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F1 | 日記
Posted at
2022/09/14 22:21:53