
レッドブルの予算上限超過問題が、色々と波紋を広げています。
もちろんライバルチームは、レッドブルの行為は許せないでしょうね。
自分らは予算制限内で開発していたのに、レッドブルは制限を超えて開発を行っていたのはフェアじゃないだろうという事。
実際に、各チーム関係者からのコメントが聞こえ始めています。
ザク・ブラウン(マクラーレンF1のCEO)「レッドブルの予算上限違反に厳罰を求める」
ルイス・ハミルトン「レッドブルF1が軽い罰ならば予算上限など無意味」
トト・ヴォルフ「レッドブルが軽い罰で済むなら我々も予算上限を破る」
ただ、今回の予算上限騒動の本質はどこなんだろうって思ってしまいます。
レッドブルだって、バカではありません。
予算超過してしまえば問題になる事は理解していた筈です。
そして、レッドブル側は本当に予算の範囲内で処理をしていたつもりだった筈です。
もちろん、自分の都合の良いルールで、ですが……。
今回の騒動は、レッドブルのデザイナーである エイドリアン・ニューウェイの給与が、どうカウントされているかで、チーム側とFIAとの間に見解の相違があったという事らしい。
「ニューウェイはチームで最も高給取りの従業員の1人であり、彼がレッドブルの従業員なのか、それとも契約がエイドリアンの会社とのものなのか」
つまり、レッドブル側は、ニューウェイがチームのために直接働いているので、規則により、ニューウェイの給料は支出制限に含まれないと主張。
対して、FIAは ニューウェイは 彼の会社を通じてレッドブルに関与していると判断、ニューウェイの給料が開発予算として計上されるものと判断したという事。
んー、それって規則の範囲をどう受け取るかで変わって来るけど、本質的には何も変わらないんじゃないの?
もしニューウェイを(書類上だけでも)社員にすれば、何も問題は発生しない(開発予算に含まれない)訳でしょ?
トトやルイスは、そんな事で激怒するの?
「去年、ニューウェイがレッドブルの社員だったら、メルセデスが勝っていた」とでも言うのかね?
って言うか、開発予算を抑える為なら、そういう例外規定を設ける事の方がおかしいと思うけどね。
まー、メーカー系は優秀な社員を大勢抱えてるから、社員が予算に含まれない事にしてもらった方がいいんでしょうけどね。
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F1 | 日記
Posted at
2022/10/21 13:04:31