
ここ最近、タイムリーなブログ投稿が出来ておらず、数日前の日付のブログ投稿が続いていますが、実は下書きブログの中には1ヶ月遅れなんていうものもあったりします。
まぁ、ここまで遅くなってしまったら投稿せずにおこうと思っていたのですが、関連するネタでの投稿があったので、最後まで仕上げて投稿する事にしました。
なお、今回のブログは、イタリアGP後(シンガポールGP前)に書いていたものを仕上げたものとなっております。
2023年のF1は、ここまでレッドブルが全レースで勝利を飾り、シーズン完全制覇(全戦優勝)も現実味を帯びてきました。
その中でも、フェルスタッペンの強さは圧倒的で、チームメイトのペレスを寄せ付けず、遂にベッテルが持っていた連勝記録を更新する 10連勝を飾りました。
ただ、そんな フェルスタッペンが打ち立てた大記録にケチをつける輩がいます。
ハミルトン、フェルスタッペンの成功は「誇張されすぎ」歴代チームメイトを理由に
この記事を要約すると、ハミルトンは
「フェルスタッペンが勝っているのは、レッドブルのマシン、チームが素晴らしいから」であり、
「強力なチームメイトがいなかったから」だとも述べているのですが…。
何を言ってるんでしょうかねぇ。
「ジェンソン(バトン)、フェルナンド(アロンソ)、ジョージ(ラッセル)、バルテリ(ボッタス)、ニコ(ロズベルグ)。たくさんのチームメイトがいたけど、誰もがみな、高い一貫性を誇っていた。でもマックスはこのようなドライバーとは対峙していない」
確かに、アロンソ や バトン はチャンピオン経験者ですし、ロズベルグ に至っては実際にチーム内でチャンピオン争いを繰り広げた相手です。
しかし、こう言っては何ですが、バトン も ロズベルグ も他を圧倒する戦闘力を持つマシン(ブラウン、メルセデス)に乗っている時に一度だけチャンピオンを獲得したのみです。(別にバトンやロズベルグを貶す意図はありませんが…)
逆を言うと、ハミルトンは そんなバトンやロズベルグを圧倒することは出来なかった。
本当に偉大なチャンピオンと言ったら、アロンソだけだと思いますがね。
しかし、対アロンソにしても実力だけで伍していけていたのか怪しい気もするし…
当時、アロンソは「チームがハミルトンを贔屓している」とチーム批判を繰り返し、結局 僅か一年でマクラーレンを離脱してしまいました。
その頃は「そんな筈は無いだろ!」と思いましたが、考えてみればマクラーレンにとってハミルトンは10歳の頃から関係があった「マクラーレンの秘蔵っ子」であり、英国のチームで走る英国人でもありましたから、今、考えるとあり得ない話ではない気もする…。
アロンソは、フェルスタッペンとハミルトンがタイトル争いをしていた2021年に「
”非英国人”はF1タイトル争いが難しい」とコメントしていましたしね。
対ラッセルでは……、それまでF1未勝利だった相手に通算100勝オーバーのハミルトンは互角の成績…、いや、戦闘力を失ったメルセデスのマシンでも勝利してみせたラッセルに対し、ハミルトンは未勝利でしたから、ハミルトンは新チームメイトに負けたと言っても過言ではないでしょう。
むしろ、前年までがハミルトンの言う
“そのようなドライバーとは対峙していなかった”って言えるんじゃないの!?
そのボッタスですが…、ハッキリ言って他チームでは1勝も出来なかったドライバーです。(コバライネンと同じレベル)
では、フェルスタッペンのチームメイトはというと…
トロロッソ時代のサインツから、リカルド、ガスリー、アルボン、そして現在のペレスです。
なるほど、マックスが10代の若い頃を除けばフェルスタッペンが圧倒してきた相手ばかりです。
しかし、ハミルトンが言うような、評価に値しない様なドライバーなのか?
サインツは一度もレッドブルに昇格させてもらえませんでしたが、今やフェラーリドライバーです。
ガスリー、アルボンも 一度 レッドブルに乗るに値しないドライバーという烙印を押されたものの、ガスリーはアルピーヌが引き抜き、アルボンも 今やトップチームが注目している”フリーな”ドライバーの筆頭でしょう。
つまり、ハミルトンが言うような
「マックスはこのようなドライバーとは対峙していない」ではなく、
『マックスは、優秀なドライバーを完膚なきまで叩きのめしてしまった』のですよ。
ハミルトンは、今シーズン序盤には レッドブルが圧勝する状況を「
レッドブルF1は強すぎるのでルールを適応させるべき」と言って是正を求めたりもしていましたが、ハミルトンの意見に同調する人はいませんでした。
むしろ、アロンソに「
記憶力が乏しい」と揶揄されているくらいです。(2014年から2020年まで、メルセデスで圧勝していたお前が言うなって事ですね)
ハミルトンの論理だと、今までハミルトンは『メルセデスが速かったから勝てていただけ』になるし、それが証拠にメルセデスのアドバンテージが無くなった途端 勝てなくなったって事になるんだが…。(そんなマシンでも、F1未勝利だったラッセルは勝ってしまったのだから、尚更バツが悪い)
フェルスタッペンの独走を止められないと分かったら、今度はフェルスタッペンの偉業を “マシンのお陰”、“手強いチームメイトがいないから” 、“誇張され過ぎ” と、自らの記録よりも価値が無いものにしようとする…。
ハミルトンは、どうしてそこまでフェルスタッペンを目の敵にするんですかねぇ。
前人未到、唯一無二の記録を打ち立てた選手ですから、その記録を破られる思いを知る人間もハミルトンしかいないので、常人には理解できないのかな…。
ハミルトンの業績を認めない訳ではありませんが、他人をリスペクト出来ない選手は尊敬できません。
まぁ、レッドブル&フェルスタッペンの強さを認めたくない人は、もう一人いる様ですが…。
ウォルフ「それは Wikipedia用」フェルスタッペンの最多10連勝記録を軽視
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F1 | 日記
Posted at
2023/10/05 13:02:20