
大荒れだった土曜日からは打って変わって良い天気となった日曜日。
しかし、そんな天気は関係なく、体調不良で臥せっておりました。折角の梅雨の合間の晴れた週末だったのに……。
外出(ドライブ)は出来ずとも、CS(J Sports)で24時間放送している、ル・マン24時間でも見て過ごすか、と思ったのですが、ゲスト解説の澤選手(澤圭太選手ね、女子サッカーの澤さんじゃないよ) の解説もあまり頭に入ってこず、最悪なのは、残り一時間と言うところで寝落ちしてしまい、ゴールの瞬間を見逃しました。orz
さて、アルピーヌ A110Sの件です。
A110Sではブースト圧を0.4bar増加してその出力を40PS高め、最高出力292PS/6400rpmを発生。最大トルクはA110と変わらず320Nmとなっています。
足まわりの変更も行なわれており、車高はA110から4mm低くなるとともに、スプリングレートは50%高められ、それに伴いダンパーも調整されているといいます。
エクステリアでは、オレンジとブラック(カーボンファイバー)を組み合わせたディテールをCピラーに与えたほか、ダークフィニッシュの「GT Race」ホイール、オレンジカラーのキャリパーなどを専用装備。
また、A110Sでは光沢仕上げのカーボンファイバールーフをオプション設定しており、ノーマルルーフから1.9kg軽量化させることが可能。そのほかFUCHS(フックス)製鍛造アロイホイール、カーボンファイバー仕上げのSabelt製シートなどがオプションで用意されます。
年明けに
A110の試乗をした時のブログにコメントを寄せて、この車の登場を教えてくださった方がいらっしゃいました。
A110の高性能バージョン登場には、「ああ、やっぱり出すんだ」という思いと、「何故、出すんだ?」という、相反する2つの思いがありました。
「ああ、やっぱり出すんだ」という思いは、標準のA110よりも高出力のエンジンが既にメガーヌRSに搭載されていたためです。
エンジンは既にあるので、あとは載せ替えるだけ。簡単に高性能バージョンが出来上がりますから。
「何故、出すんだ?」という思いは、A110はそういう車ではないのでは? と思うのです。
ガチガチに固めず、比較的ソフトな足回りで軽快な走りを楽しむミッドシップ・ランナバウト、それがA110なのではないか? だから、あえて同門のホットハッチ、メガーヌRSよりもチューニングを抑えたエンジンを搭載したのではないか? そう思うのです。
それから、発表時期も良くないですね。
A110の発表自体は結構前ではありますが、日本でカタログモデル(先行モデルのプルミエールエディションを除く)のデリバリーは、年末に始まったばかりです。
もう少し、標準モデルを購入したオーナーに“優越感に浸る期間”を与えてあげても良かったのではないでしょうか?
ま、何にしても、標準のA110に物足りなさを感じたタケラッタのような車変態さんたちには、今回のA110Sの登場は朗報かもしれません。
じゃ、タケラッタよ、A110Sを買う気なのか? と聞かれたら「それは無い」と答えます。
A110がA110Sになって、出力を上げ、足を固めても、車変態度ではロータスの足元にも及びません。
車重が全てを物語っていて、アルミ製ボディで軽量化を図っていてもA110は1110kgあります。普通に考えると確かに軽いのですが、ロータス・エリーゼは880kg、アルピーヌはルノー・グループとして、実用性を捨て切れませんでした。
ま、10人いたら9人、いや 100人いたら99人はアルピーヌの選択を支持するでしょう。
でも、タケラッタは車変態なのです。
家族に「こんな車、どうやれば乗り込めるんだ!」と非難されようと一向に気にしない、そんな男には、A110S程度でも生ぬるい。(笑)
もし、今ある車を一台に纏めろと言われた時には、少しは実用性を考えるでしょうから選択肢にはあがるかも。(もっとも、その時はボクスターかなー)
Posted at 2019/06/17 21:06:12 | |
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